筋膜ストレッチ｜岡山駅前整骨院

まず筋膜と聞いて「それはなに？」と思う方も多いのではないでしょうか。筋膜は筋肉の周りを覆っている膜のことです。筋肉と筋膜を簡単に例えると「ウィンナー」のような構造になっています。中のお肉の部分が筋肉です。周りを覆っている皮の部分が筋膜です。
筋膜は身体全体に張り巡らされていて、表面の部分から深い部分まで立体的に包み込むため、『第二の骨格』と言われています。
筋膜には様々な重要な働きがあります。
1つ目、筋肉の小さな一つ一つの組織を包み込み、組織と組織の間を区切りをつくり分けると同時に結び付けていて、身体の姿勢を保つ働きがあります。
2つ目、筋肉と筋肉のこすれあう摩擦から守る働きがあります。
3つ目、筋膜は筋繊維からできていて筋繊維の働きを支えて筋肉の動きを滑らかにする働きがあります。

筋膜は筋肉を覆う皮のような物質と先ほどご説明させていただきました。どんなに筋肉が柔らかくて可動域が広くても、筋膜の皮の部分が硬くなっていくと動きが悪くなったり可動域が狭くなってきてしまいます。
例えばウェットスーツのようなものでどんなに身体が柔らくてもウェットスーツが突っ張ってしまうと動きづらくなってしまいますよね。そのようなイメージです。
そこで必要になってくるのが【筋膜ストレッチ】です。筋膜は上半身、下半身など全身に張り巡らされているので、その筋肉と筋膜との癒着を取り除くためにも筋膜ストレッチは必要なんです。
当院の筋膜ストレッチは下半身を中心に行っています。下半身は癒着すると特に足の重ダルい感じが出てきますので、そこから解消していきます。

筋膜が「正常でない」ということは、まずどういう状態かというと、筋肉と筋膜が癒着してしまい動きが悪くなって可動域が狭い状態です。その状態になってしまうと筋肉がどんなに柔らかい状態であったとしても筋膜が癒着してしまっているので動かしたい動きにも制限がかかり、思うように動かせなくなります。そうなってくると筋肉が動かしづらくなり、筋肉を使う機会が少なくなってきます。
特にふくらはぎは、別名【第二の心臓】と言われていてポンプ機能があり、筋肉を動かすことによってその機能が正常におこなわれます。しかし、筋肉が動かなくなってくるとそのポンプ機能が正常におこなわれなくなります。その結果血液が心臓に戻りにくくなり、下半身に溜まってきます。すると足のだるさ、足の重い感じ、足のむくみという症状が現れます。

足のだるさ、足の重い感じ、足のむくみ、前屈の可動域の減少、足の疲れやすさ、その多くの原因が筋肉と筋膜の癒着だと言われています。当院の筋膜ストレッチはそんな筋肉と筋膜との癒着を取り除く施術です。
全身の筋膜は繋がっているといわれています。その一つ一つの筋膜をはがしてあげるために筋膜ストレッチをします。下半身の後面の筋肉と筋膜を同時に伸ばし、硬くなっている筋膜に刺激を与えてあげることで筋肉と筋膜の癒着もはがれていきます。
下半身の痛み、だるさ、重い感じ、むくみという症状が強く出ている患者様にとって本当にオススメな施術法です。

筋膜ストレッチの施術を受けると患者様のお悩みである「足のだるさ」「足の重い感じ」「前屈の可動域減少」「腰の痛み」「足のむくみ」が解消されてきます。
そんなに簡単に治るの？と疑問を抱く患者様もおられると思います。私たちはなぜその症状になっていったのか、生活習慣に問題はないか、どのように動かした時に痛みがでるのか、日常動作でいつどのような時に気になるか、患者様のお身体を詳しくチェックさせていただき、真剣にお話を伺い、まずは原因を突き止めます。そして、その症状に最適な施術法を選んで施術させていただきますので症状が改善していくのです。
足のだるさや足の重い感じ、足のむくみは下半身の血液循環が悪く、血液や老廃物が下半身に溜まってきてしまうのが原因だといわれています。ですので筋膜ストレッチをすることにより、筋肉と筋膜の癒着が取れ動きも滑らかになり、血液循環もよくなって、つらい症状は改善されていきます。

施術の効果が切れるまでに次の施術を受けるのが良いとされています。施術を受けてから効果が薄れてしまうのがだいたい2～3日だといわれています。ですので施術をした日から2～3日以内にご来院いただくことが一番良いです。1週間に換算すると約2日から3日が良いです。例えば月曜日に来ていただいて次は水曜日、その次は土曜日に来ていただくなど、3日空けずに施術を受けていただくと、お身体が悪い状態に戻りづらく、早い段階で改善していきます。