膝の痛み
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階段をのぼったり降りたりするときに膝が痛くなる
一日ずっと座ることが多くて、いざ歩き出そうとした時の歩き出しの時に膝が痛くなる
屈伸運動をしたときに膝が痛くなる
歩いているときにズキッと膝が痛くなる
久しぶりにランニングをした時に膝が痛くなる
孫をあやそうとして上下に膝を動かしていたらいきなり電気が走るような感じで膝と膝周りが痛くなった
趣味のスポーツをひさしぶりにした時、ジャンプをして着地したときに膝に体重がかかり痛みがでてきた
高いところから足を踏み外して落ちて着地した時からずっと膝が痛い -
膝の痛みに関する当院の考え
なぜ人の膝は痛みが出てくるのか。その大きな理由は膝の構造に繋がっていきます。
まず膝関節は大腿骨と脛骨と膝蓋骨からなる関節です。大腿骨とは簡単にいったら太ももの骨になります。脛骨はすねの部分の骨になります。膝蓋骨とは膝のお皿のことです。この3つの骨からなる関節で、半月板なども膝の中にあります。
歩いている時、しゃがんだ時、走った時などの衝撃が積み重なると半月板や膝関節を構成する骨に炎症が起き痛みが出てきます。そうするとずっと座っていて歩き始めると痛みが出てきます。痛みが出始めるとその痛みがでないように体がかばって歩いてしまうのでO脚になったりX脚になったりしてより一層痛みがでやすい体になり痛みが強くなってしまいます。 -
膝の痛みを放っておくとどうなるのか
膝の痛みを放っておくと、次第に膝関節の骨に負担がかかり変形してしまいます。膝関節部の骨が変形してしまうと、最初は正座やイスから立ち上がるとき、階段の上り下りなどに痛みが出てきます。さらに放っておくと、次第に普通に歩くだけでも痛みが出るようになり、膝に水が溜まったり、腫れてくるようになります。さらに進行すると、膝を曲げたり伸ばしたりすることができなくなり、長時間歩くことができなくなります。そうなるとヒアルロン酸を注入して痛みを和らげたりしないといけません、それでも痛みが取れない場合は手術をしないといけなくなります。膝は歩行する時に必要不可欠な存在です。そして体重の衝撃などが一番多くかかってきてしまう関節であります。なので、歩くとき、立ち上がる時、階段の上り下りの時にズキッとしたような痛みがでてきます。
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膝の痛みの軽減方法
膝の痛みの改善方法は、細胞の免疫異常を正常化する運動療法が一番良いとされています。
しかし、激しい運動をするとかえって炎症が酷くなってしまいます。安静にしすぎると膝が弱くなってしまい炎症を継続させてしまいます。緩やかな運動をすることで炎症を抑え、関節や筋肉を鍛えることが出来ます。
膝の痛みをとる最大の改善方法は2つあります。
まず一つは関節に付着している筋肉の硬さをとってあげる事、もう一つは筋力をつけてあげることです。
筋肉の硬さを取るためにはストレッチが一番効果が高いです。ストレッチをすることで筋肉に刺激がはいり循環が良くなり関節と筋肉に柔軟性がでてきます。筋力をつけるためには筋トレです。
しかし、筋トレは激しい筋トレではなく内転筋をつけるための両膝の間にボールを挟んで力をいれてボールが落ちないようにするだけでもいいです。 -
膝痛におすすめする当院の施術メニューとは
当院では指圧の治療と矯正治療があります。
先ほどの説明でお話はさせていただきましたが、膝の痛みの改善方法は、「筋肉の硬さをとる。」「筋力をつける。」の2つがあります。
しかし、あまり知られていない原因がもう一つあります。それは、「骨格の異常」です。なぜ?と思われた方もいらっしゃるとおもいます。骨格の異常というのは簡単に言うとO脚やX脚のことを言います。
O脚やX脚になってしまうと左右の外転筋、内転筋の筋肉の張りに左右差が生じてきてしまいます。その結果、右か左のどちらかの筋力が強くなりその逆側の筋力が著しく下がってしまいます。なので筋肉の張りが強い側が膝関節を強く引っ張ってしまい痛みがでてきます。
ですから骨格に対しては下半身矯正がおすすめです。筋肉の硬さには筋膜ストレッチがおすすめです。筋力をつけるのはEMSがおすすめです。 -
施術頻度と施術を受けるとどう楽になるのか
まず下半身矯正は下半身の骨格が正しい位置に入っていきます。その結果左右の筋力バランスが同じになるのでどちらかの筋肉が異常に膝関節に負担をかけることがなくなるので痛みはなくなってきます。
次に筋膜ストレッチでは下半身の筋肉の柔軟性があがり関節の可動域が上がっていきます。筋膜ストレッチは股関節、膝関節に対して治療を行っていきます。膝関節が痛い人は股関節が硬い傾向にあります。股関節が硬いと可動域が少ないので膝関節に代償運動で負担がかかりやすくなり痛みがでてきやすいので股関節の可動域拡大と膝関節周りの筋肉を柔らかくしていきます。膝関節の周りの筋肉を柔らかくする理由は筋肉が貼りすぎてしまうと膝関節を1日中引っ張ってしまうことで膝関節に痛みがでてきてしまいます。その原因を治すための治療方法です。
最後にEMSですが筋トレは多くは膝の関節を動かして筋肉を鍛えることが多いので逆に痛みがでてきてしまいます。しかし、EMSでは寝ながら行うことが出来るので膝に大きな衝撃を与えることなく鍛えることが出来るので痛みは少なくなってきます。 -
軽減するための施術頻度はどのくらいか
ペースは週に2.3回、期間は6~9か月必要になってきます。
なぜ週に2.3回だというと、治療をした効果がだいたい2.3日しか残らないからです。筋肉痛も2.3日したら痛みがなくなってきますよね?それと同じようなものです。ですから、お体が戻る前に治療をしてあげるためにも週2.3回が必要になってきます。
そしてなぜそんなにも期間がかかってきてしまうのかについてですが、例えば40代の方でしたら今まで生きてきた中の40年間が半年や1年間で治ると思ったら短い期間ではないでしょうか。3か月で細胞が生まれ変わり、6ヶ月で姿勢が定着してきます。9か月で姿勢が安定してきます。12か月でメンテナンスで通っていきましょうという流れになってきます。
なので最低でも6ヶ月はかかってくるのでそちらはご理解おねがいします。