帯状疱疹後
特に帯状疱疹後の痛みが多く、ウイルスによって神経が傷つき、感覚が過敏になります。
【帯状疱疹後神経痛になりやすい人】
高齢者
女性
皮疹が発現する前から痛みや感覚に違和感がある
帯状疱疹の初期症状が重症(皮疹が酷い、激しい痛み)
帯状疱疹後神経痛の痛みは、灼熱痛(持続的に焼けるような痛み)や一定時間で繰り返す刺されたような痛みが主ですが、その他の痛みも発生します。
【痛みの種類】
一定の時間(間欠的)に繰り返す刺されたような痛み
ヒリヒリ、ズキズキ、チクチクする痛み
ハリで刺すような痛み
締め付けられるような痛み
持続的な焼けるような痛み
帯状疱疹後に対する当院の考え
ウイルスが体内に侵入することを防ぐことが最優先です。特に免疫力が低下するとウイルスの感染リスクが高まるため、これを避けることが大切です。
健康な日常生活を送ることが非常に重要で、ストレスを最小限に抑え、十分な睡眠を確保し、バランスの取れた食事を摂り、適度な運動を行うことで免疫力を常に高めることができます。
生活習慣が改善できないと感じる方や、体が弱いと感じる方は、整骨院で施術とアドバイスを受けて体質を改善することがをお勧めします。
帯状疱疹後を放っておくとどうなるのか
帯状疱疹を放置すると、症状は自然に治まることがあるかもしれませんが、高い確率で帯状疱疹後神経痛が後遺症として残ります。
この神経痛は非常に痛みが強く、数年にわたって続くこともあります。
神経に損傷を与えているため、適切な施術を受けないと、瘢痕や痛みが継続し、日常生活に支障をきたすことがあります。
また、帯状疱疹は全身的な症状も引き起こすことがあります。
例えば、顔面や頭部に症状が出ると、目の疾患である角膜炎や結膜炎が発症する可能性があり、これが進行すると失明に至ることもあります。
さらに、眩暈、難聴(耳の神経への影響)、顔面神経麻痺、耳介の帯状疱疹が特徴的な【ラムゼイ・ハント症候群】なども発症することがあります。
帯状疱疹後の軽減方法
免疫力の低下は加齢や疲労などの要因によって引き起こされることがあるため、日常の体調管理が非常に重要です。
【日常生活での注意点】
1.均衡のとれた食事を心がけ、栄養バランスが偏らないように気をつけましょう。
2.趣味や好きなことに没頭することで、痛み以外のことに意識を向けましょう。ストレスを軽減することが大切です。
3.入浴をして体を温め、体温を保つようにして体を冷やさないように注意しましょう。
4.疲労やストレスを溜めないようにし、十分な睡眠を確保しましょう。良質な睡眠は免疫力を高めます。
5.患部を刺激しないように心がけましょう。不要な摩擦を避けるために患部にはサラシなどを巻くことが役立ちます。
6.日常生活で運動不足の方は、ウォーキングなど軽度な運動を取り入れ、身体を動かす意識を持ちましょう。
帯状疱疹後の軽減に効果的な当院の施術メニューは?
帯状疱疹後の軽減に効果が期待できる当院の施術メニューとして「楽トレ」があります。
帯状疱疹は免疫力の低下が原因の一つとされています。そのため、身体の免疫力を向上させるためには代謝を高めることが重要です。
楽トレと呼ばれるインナーマッスルのトレーニングは、代謝を促進し免疫力の低下を防ぐのに有効です。
筋肉にはアウターマッスルとインナーマッスルの2つの種類があります。
アウターマッスルは日常的によく使う筋肉で、比較的簡単に鍛えられる反面、効果が戻りやすい傾向があります。
一方、インナーマッスルは姿勢を維持し、身体の安定性を支える筋肉で、鍛えにくい反面、効果が持続しやすい特徴があります。
インナーマッスルを鍛えることにより、代謝が向上し、免疫力の向上に繋がります。
その施術を受けるとどう楽になるのか
楽トレを受けることで免疫力の向上にも繋がりますが、それだけでなく姿勢の悪化が免疫力の低下を招いてくることが多いので、その姿勢の悪化を防ぎ、良い姿勢を保つことも大切です。
猫背になることは免疫力だけでなく、筋収縮による痛みや骨格の歪みによって身体面や精神面にも悪影響を及ぼすことがあります。
そのため、姿勢を正していくことは、心身の健康を促進し、日常生活での免疫力低下の軽減および予防する上で重要な役割を果たします。
軽減するために必要な施術頻度は?
可能であれば、毎日ご来院いただけると施術の効果がより高まりますが、生活スケジュールやご都合に合わせて柔軟に対応させていただきます。
予定が合わない場合は、施術の効果や治療の必要性について丁寧に説明し、患者様と共に最適なスケジュールを考えていきます。
私たちは、患者様の健康と幸福な未来のためにしっかりとサポートし、お悩みを軽減していくお手伝いをさせていただきます。