顎関節症｜岡山駅前整骨院

話すときや食事をするときなど、顎は日常生活で必ず使うものです。そのため、毎回痛みや口の開けにくさを感じると、生活の質が大きく低下してしまいます。こうした不調が続くとストレスを感じることも多くなるため、早めの対処が大切です。

当院の考えとしては、顎に痛みを感じ、「顎関節症かもしれない」と思った時点でできるだけ早く医療機関を受診することをおすすめします。放置して自然に良くなることは少なく、場合によっては悪化し、さらに不調が強まる可能性もあります。

しかし、「病院に行っても対応してもらえないかもしれない」と不安に感じる方もいらっしゃいます。また、「こんなことで病院に行ってもいいのだろうか」と悩まれる方もいるかもしれません。そういった場合は、まず整骨院で現在の状態を相談してみるのもひとつの方法です。

顎関節症の原因としては、さまざまな要因が考えられます。最も多いのは、骨の位置の異常です。正しい位置にないと、動かすたびに負荷がかかり、それが蓄積されることで痛みにつながることがあります。

その他の要因として、歯ぎしりや食いしばりも挙げられます。睡眠は毎日とるものですが、寝ている間に歯ぎしりや食いしばりを続けていると、筋肉に負担がかかり、痛みが生じる可能性があります。

また、格闘技やコンタクトスポーツをされている方は、顎を強打するリスクが高まります。そのため、他の人と比べて顎関節に負担がかかりやすい傾向があります。

さらに、精神的なストレスが関係する場合もあります。不定愁訴による顎の痛みは、明確な原因が特定しにくいことが特徴です。日常生活や仕事のストレスが影響している可能性があるため、心身のケアも大切です。

顎関節症を放っておくことは、健康にとって良いことではありません。原因が解消されない限り、症状が進行してしまう可能性があります。特に、悪化すると開口障害が生じ、日常生活の質が大きく低下することが考えられます。

さらに、顎の痛みをかばいながら生活することで、首や肩に負担がかかることがあります。その結果、頸椎の歪みにつながり、さらに腰椎や仙骨へ影響を及ぼし、腰痛や首の痛みを引き起こすことも考えられます。

身体の骨は関節を通じてすべてつながっているため、顎の不調が他の部位に影響を与えることは十分にあり得ます。そのため、顎に違和感や痛みを感じた際には、歯科医院や病院、または整骨院で一度相談されることをおすすめします。

当院では顎関節症の患者様に対して、まず原因を問診や触診を通じて調べていきます。原因が分かれば、それに対して施術を行わせていただきます。顎関節症のⅠ型の方に対して、当院で行っている施術メニューは「ドライヘッド矯正」です。

ドライヘッド矯正は、頭頂から頚部にかけての筋肉を緩めるアプローチと、頬骨で左右の非対称を整えたり、顎関節に対するアプローチが可能です。主にこの施術は、頭痛などの症状をお持ちの患者様に使用される手技ですが、顎関節症の患者様でも症状の軽減が期待できます。

Ⅴ型の患者様では、精神的なストレスが原因とされています。当院では、身体だけでなく心のケアにも目を向け、心身ともに患者様と向き合っていきます。ストレスのはけ口となることができればと思っています。

当院の顎関節症に対する施術メニューには、ドライヘッド矯正という施術があります。この施術では、首周りの筋肉である斜角筋や胸鎖乳突筋、そして顎関節症Ⅰ型に関わる咀嚼筋に対するアプローチが可能です。

その他にも、顎関節症Ⅲ型の原因である関節円板の問題は、歯の咬合異常によって引き起こされるため、咬合を調整するためのアプローチも含まれています。これにより、顎関節の痛みに対する軽減が期待できます。

Ⅴ型では、精神的なストレスが原因とされているため、心身のケアにも注力し、心の串を抜けるようにも努めています。

顎関節症の痛みを軽減するために理想的な施術頻度としては、毎日受けることが望ましいです。しかし、社会人の方など忙しく通院が難しい場合は、最低でも週に1回の施術が必要と考えられます。

骨格の歪みは整えても3日ほどで元の状態に戻ることが多いため、できるだけ戻る前に施術を受けることが理想です。ただし、週に1回のペースでも、継続することで痛みの軽減が期待できます。