ヘルニア
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最近腰の痛みがでてきて前かがみにするときに痛みがでる
痛みが出てきたかと思ったら下半身までしびれがでてきた
前かがみになって下半身にしびれがでて姿勢をよくすると軽減する
テニスの練習中に腰を回旋する動作の時に痛みがでる
いつもスポーツをした後になぜか痛みが一日中続く
昔坐骨神経痛になったがその痛みの感じと似た感じがある
今までは腰痛で悩んでいて痛みだけだったのにしびれまで出てくるようになってきて前屈をした際にしびれがでて動けなくなる
椅子から立ち上がる際に腰に痛みがでて歩いている時も痛みが出てくる
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ヘルニアに対する当院の考え
椎間板ヘルニアとは簡単に言うと腰部の痛みとしびれがでてくる症状です。
腰椎といわれる腰の骨には神経がありその腰椎から神経根というものが外側にでてきてしまいそうしてくると神経に圧迫をしてしまい痛みやしびれなどがでてきます。特にでてきやすい場所は腰椎の第4番、第5番の間と腰椎第5番と仙椎第1番の間に発生しやすいです。
そして年齢層でいうと20代男性が主に症状がでてきやすい年齢になっています。ちなみにそれ以外の年齢でも起こりうることがあるので気を付けてくださいね。何を気を付ければよいかというと特に腰回りの筋肉が硬い方がおきやすいと考えられています。
それはなぜかというと腰を回旋した際に筋肉が柔らかければ可動域が確保され動きやすいのですが硬い場合では可動域が狭まってしまいその可動域より無理やりあげようとして腰椎に負担がかかり症状がでてきてしまうからです。 -
ヘルニアを放っておくとどうなるのか
椎間板ヘルニアにはいろいろな症状や段階があります。
痛みにはどのような時に現れるかというと前にかがんだ状態=前屈動作の時に痛みが現れると言われています。そして症状が軽度であればしびれはあまり発現されません。しかし、痛みが強くなってきたり症状が強くなってくると初めてしびれがでてくると言われています。
神経の症状的には脊柱管という管から突出した椎間板が馬尾神経根と呼ばれる神経根を圧迫して坐骨神経痛を引き起こす疾患だと言われています。今は動作で痛みやしびれがでるとお話をしていきましたが、椎間板ヘルニアを放っておくと何もしていない時にも痛みやしびれがでてきて仕事もままならない状態になり病院で手術をしないといけない状態になってしまいます。軽度の症状では整骨院で施術ができますが、重度になっていき進行する神経麻痺の場合は緊急手術が必要になってきてしまいます。 -
当院のヘルニアに対する施術とは
椎間板ヘルニアは痛みとしびれに対して施術を行っていきます。
重度の痛みやしびれに対しては緊急手術になってしまい、手術じゃないと痛みが取れなくなってしまいます。そして坐骨神経痛が強度になってしますい消えなくなってしまうと硬膜外ブロック注射という注射を打つ場合があります。
そうなってしまうとなかなか症状が良くなりずらくなったり、しびれが少し残ってしまうなどもあります。そのような重度になる前でしたら当院でもしっかりと施術はできますので急性の症状に対しての施術について説明いたします。
急性の腰痛で発症した場合は、2日程度の安静が必要になってきます。そして腰の安静が必要になってくるので腰のコルセットを付けることをおススメしています。当院ではコルセットとして幅も取らずに誰でも簡単に強度の固定力を発揮するクラシオンベルトというものがありますのでそちらをおススメしています。
そして当院の施術メニューでは筋膜ストレッチをおススメしております。椎間板ヘルニアは腰部の痛み、下半身にまで及ぶ神経のしびれが症状としてあらわれてくるのでその痛み、しびれに対して施術していく施術になっています。 -
その施術を受けるとどう軽減するのか
椎間板ヘルニアは脊柱管という管から椎間板が突出して神経根を圧迫してしびれが出る症状です。
しかしその圧迫がなぜ起こるかという原因は日常的に腰に負担がかかり腰椎に圧迫がかかり起きてしまう症状になっています。でもいざ考えてみるとなんでそんなに日常的に腰に負担がかかってきてしまうのでしょうか。それは腰周辺の筋肉が硬い方に起こりやすい症状になっています。
腰周辺の筋肉が硬いと可動域が悪くなります。筋肉が柔らかい人は腰の可動域が広いので例えば90度腰を曲げようと思っても簡単に曲げられます。
しかし、腰の筋肉が硬くなってくると45度で筋肉の制限がかかってしまいそれから無理やり残りの45度を曲げようとするために腰に負担がかかってきてしまい腰椎に負担がかかり脊柱管から椎間板が突出してしまい神経根を圧迫してしびれがでてくるというメカニズムになっています。
なので当院の筋膜ストレッチでは腰周辺の筋肉と下半身の筋肉を緩めてあげることで腰にかかる負担を減らすことができ神経根を圧迫することがなくなり痛みやしびれもなくなってきます。なので当院では椎間板ヘルニアには筋膜ストレッチをおすすめしています。 -
施術頻度はどのくらいか
椎間板ヘルニアの痛みとしびれを施術していくためにはペースは週2.3回、期間は6ヶ月から9か月が必要になってきます。
ペースはなぜ週2.3回が必要かというとせっかく柔らかくなった筋肉も約2日から3日で戻ってきてしまうからです。これだけいってもイメージが付きにくいと思います。例えば筋トレを行い筋肉痛が現れたとします。その筋肉痛はだいたいどのくらいで戻りますか?
そうですね。だいだい2.3日で戻ってくると思います。お体もそれと同じでだいたい2.3日で戻ってきてしまうのでペースとしては週2.3日を目標にやっていきましょう。もしわからないことがあれば院のスタッフに聞いていただければもっと詳しく説明をしてくれるので気になった方は院のスタッフにぜひ聞いてみてくださいね。